どのような仕事をしていますか?
私は尼崎工場で溶接業務を行っています。図面や必要書類にそって、適切な溶接方法や溶加材を選定し、品質を守ることを心掛けて日々作業しています。
当社は圧力容器や熱交換器、その他にも様々な製品を作っており、その中には法令を遵守しなければならないものや、検査の厳しいものも多くあります。その為、高い技術と知識、経験が求められます。
私自身、まだまだ未熟な面が多いですが、そういった高難度の溶接にも挑戦させてもらえるようにもな り、試行錯誤しつつも日々やりがいを感じながら働いています。
製造の業界/今井鉄工所を選んだきっかけは?
製造業界、もとい圧力容器に興味を持ったきっかけは、以前勤めていた会社で資格を取得したことがきっかけでした。知識を学んでいくうちに、溶接や金属、圧力容器というものの奥深さに興味を持ち、高い技術を学べる会社へ転職したいと考えるようになりました。
今井鉄工所を選んだ理由は、第一種、第二種圧力容器や、高圧ガス保安法に則って製作をしなければいけない製品を多く扱っていること、他社にはあまりない自動溶接機を用いて、高品質な溶接を行っていること、工場の規模的に大きな製品の製作に携わることができること、これらの理由で今井鉄工所で仕事がしたいと思いました。
この仕事のいいところ、やりがいは?
私達の作っている製品は、元々ただの金属の板だったり、パイプだったり、それら単体では特別な能力を発揮する事はありません。
そういったものを、自分達の持つ技術、知識、経験で、社会に役立つ製品へと変貌させることは、とてもやりがいのあることだと思っています。
そういった私達の技術にお金を出してくれている人がいると思うと、少しでも良い製品をお届けしたいと思います。
その製品が何年、何十年と稼働していくと考えると、私達が製品と向き合う時間は短いかもしれませんが、未来に繋がる製品の溶接を手掛けていると思うと誇らしいですし、日々努力をしなければいけないな、と身が引き締まる思いもします。
将来の目標や今後挑戦したいことはありますか?
溶接工として、どのような状況でも綺麗で欠陥のない溶接ができる技術と、溶接や金属に関する深い知識で、製品の品質を守っていけるような職人になりたいです。
その為にも高難度の資格の特別ボイラー溶接士や、WES等の取得にも挑戦していきたいと思っています。
そして、それらの技術や知識、溶接の素晴らしさや、魅力についても後輩達に伝えていき、会社の発展、ひいてはこの製造業界の発展にも貢献できるような職人になれればいいなと思っています。
